内装仕上工事業に従事されている一人親方様の比率は比較的高いですが、内装仕上工事業で労災事故が発生するケースには、どのようなものが考えられるでしょうか。
以下では、よく起こりやすいパターンを4つ挙げてご説明いたします。
パターン1:足場が不安定の為墜落して労災事故が発生するケース
現場の足場が不安定ため、作業中に墜落して骨折などしてしまい、数日にわたって入院を余技なくされてしまうケースです。
パターン2:道具により手を殺傷してしまう労災事故が発生するケース
内装仕上げ工事には刃物のような道具で作業することも少なくありません。
手元が滑って指を切ってしまったという事故は、結構頻繁に起きています。
パターン3:急に名前を呼ばれ振り向いて足を滑らせ労災事故が発生するケース
意外と多いのがこのケースです。パターン1の類似系ともいえますが、呼びかけられての転倒事故は、内装仕上工事業にかかわらず労災ではとても多いです。
パターン4:資材などを運搬中または作業中に挟まれて怪我する労災事故
現場で資材などを何人かで運んでいるときや作業中に、誤って資材との間に挟まれて起きる労災事故です。
以上、内装仕上工事業で起こりやすい労災事故、典型的な4つのパターンをご紹介しました。
労災事故が発生したとき、もし労災保険に加入していないと(昨今は労災保険未加入では現場に入ること事態が難しくなっていますが)、一人親方様は文字通り「一人」で事業を支えている存在ですから、しばらくの期間、業務に就くことができなくなってしまい死活問題です。
労災保険や労災事故につきまして、もし疑問やご不安をお持ちの一人親方様は、是非一度、早めに当団体までご相談頂ければと思います。